3月8日（土）は国際女性デー。
ピープル・ツリーのパートナー団体で仕事をする生産者の85％、経営者の50％が女性で、途上国では珍しいことです。
世界75ヶ国450のフェアトレード組織が加盟するフェアトレードの世界的なネットワーク、WFTO(世界フェアトレード機関）では、「フェアトレードの10の指針」の中で、女性の権利について次のように定めています。
指針6）差別をせず、男女平等と女性の経済的自立を推進し、結社の自由を守る
雇用や賃金、研修の機会や昇進などにおいて、人種や社会階級、国籍、宗教、障害、性別、性的志向、組合への所属、政治的信条、HIVの感染状況、年齢など、あらゆる面において差別をしません。
フェアトレード組織は男女均等を促進するための明確な指針と計画を持ち、男女を問わず生産性を向上するために必要な支援を活用でき、自分たちの暮らしや生き方の方針や規則、組織環境に影響をもたらす力があることを保証します。
女性は自己の権利によって（メンバーであるその組織の）活発な構成員となることができ、また土地や財産といった資産の所有による地位と関係なく、組織の中でリーダーシップをとることができるよう、規約や規則によって定められています。組織において女性が雇用されている場合、たとえ非正規雇用であっても、同等の仕事には同等の給与を受ります。組織は女性に労働者としてのあらゆる権利を認め、女性が法定福利をを受けられるよう尽力します。また、組織は妊婦や授乳期の母親に対し、健康及び安全上の特別なニーズを考慮します。
そのほか、「フェアトレードの10の指針」はこちら
＊最近の改訂により、上記の項目がより詳しく定められました。
国際女性デーについては、カタログ「ピープル・ツリー」や会報誌「フェアトレード新聞」でも特集しています。
「フェアトレード新聞」Vol.2の特集は女性とフェアトレード。途上国でフェアトレードがどのように生産者の女性の暮らしや生き方を変えてきたかなど、現地の声や日本の女性たちによるフェアトレードの取り組みについても掲載しています。
今、グローバル・ヴィレッジの会員になっていただくと、この特集号も含めて「フェアトレード新聞」年4号と、年3回発行のカタログ「ピープル・ツリー」をお届けします。
さらに、3月9日（日）までに新規に会員へお申し込みいただくと、ピープル・ツリーのチョコレートを1枚プレゼントするキャンペーンを展開中。
この機会に、ぜひグローバル・ヴィレッジの会員となって、
フェアトレードを支援する、広める活動をサポートしませんか？
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また、ピープル・ツリーのお買いものと一緒に会員申込をしていただくこともできます。
ピープル・ツリーでは国際女性デーを記念して、
3月7日（金）、8日（土）の2日間、
全商品20％オフのスペシャル・セールを開催します。
詳しくは、ピープル・ツリーのブログをご覧ください。
フェアトレードのお買いもので、女性のHAPPYをぜひサポートしてください。
【参考】
＊項目6の原文
Principle Six: Commitment to Non Discrimination, Gender Equity and Women’s Economic Empowerment and Freedom of Association
The organization does not discriminate in hiring, remuneration, access to training, promotion, termination or retirement based on race, caste, national origin, religion, disability, gender, sexual orientation, union membership, political affiliation, HIV/Aids status or age.The organization has a clear policy and plan to promote gender equality that ensures that women as well as men have the ability to gain access to the resources that they need to be productive and also the ability to influence the wider policy, regulatory, and institutional environment that shapes their livelihoods and lives. Organizational constitutions and by-laws allow for and enable women to become active members of the organization in their own right (where it is a membership based organization), and to take up leadership positions in the governance structure regardless of women’s status in relation to ownership of assets such as land and property. Where women are employed within the organization, even where it is an informal employment situation, they receive equal pay for equal work. The organization recognizes women’s full employment rights and is committed to ensuring that women receive their full statutory employment benefits. The organization takes into account the special health and safety needs of pregnant women and breast-feeding mothers.
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