グローバル・ヴィレッジの活動内容

1. フェアトレードとその背景について発信

現在日本でフェアトレードの認知度はまだ30%未満です。

グローバル・ヴィレッジは、フェアトレードに参加する人を増やしてより多くの生産者を支え、先進国に住む私ちの消費行動を変えることで持続可能な社会を実現するため、フェアトレードの意義やその背景にあるさまざまな問題点について情報を発信したり、イベントやキャンペーンを通して、一人ひとりにできることを考えるきっかけをつくっています。

また、消費者向けセミナーや学校の授業などに講師を派遣し、フェアトレードをわかりやすく伝えています。

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2. 生産者の技術や能力の向上をサポート

途上国の立場の弱い生産者に仕事の機会をつくるには、生産者自身の技術やマネージメント能力向上が必要です。
グローバル・ヴィレッジは事業部門のピープルツリーやイギリスのピープルツリー・ファウンデーションと連携して、生産者の能力向上のためのプログラムを支援しています。
たとえば、生産者が来日して日本の市場について学ぶプログラムなど、商品開発や品質向上につなげる活動を支援します。

 

3. 小学校の運営や保育所、組合など現地プロジェクトの運営支援

ピープルツリーの生産者パートナー団体が運営する福祉や教育プロジェクトの支援もしています。

たとえば、タナパラ・スワローズ(バングラデシュ)の保育所、クムベシュワール・テクニカル・スクール(KTS、ネパール)の孤児院の運営費用などを、ピープツリーと連携して助成しています。
さらに、20年以上にわたり、バングラデシュの衣料品労働者の労働環境改善のための活動を続ける衣料品産業労働者組合連合(NGWF)を支援しています。
そうした継続的な支援に加え、生産者パートナー団体の活動地域が台風や洪水などの被害に遭った場合、緊急支援の募金をよびかけ現地へ送金するなどの支援活動を必要に応じて行っています。

 

【 過去の活動 】

年次報告はこちらをご覧ください。

 

※出典:一般社団法人日本フェアトレード・フォーラムフェアトレードと倫理的消費に関する全国意識調査2015